設営された状態での平面図の例



部屋移動の際には2枚の案内札が必要になる

1.部屋割り札

部屋の平面配置図。経路チェックも兼ねる。
部屋番号は行と列で組み合わされた文字によって示される。
「部屋割り札」には、部屋番号以外の情報が記入されていない。そのため移動先への経路は試行錯誤しながら見つけなくてはならない。


2.卦立て札

複数種類ある
各部屋に1枚づつ下げてある
入室時各人に任意の一枚を手渡され、卦立ての結果をそこから読み取る。
次の部屋に移る時下げてある板と交換。その板は次の部屋での卦立てに使う。6回繰返した後回収。
自分の直前にその部屋で卦立てをした人の板を使うことになる。
卦を得る要となる要素だが、偶発的なめぐり合わせによってしか選択できない。

卦立て板には次に行くべき室名が示してある。卦立て操作の後この板で読み取る。
老陰、小陰、小陽、老陽は室名に対応しており、経路から導かれる本卦から之卦を作成する際に必要となる。
卦立て板の室名は設営されている部屋すべてに重複無く割り当てられる。



時には思わしくない卦が導かれることもある。

だがこの杜には、通り抜けられる通路を結ぶ事で浮かび上がる右のような文字が隠されている。


そして私達が歩み描いた「開福」は、「回復」へと通じてゆく。